Emacsではカーソル位置のことをポイントと呼びます。ポイントは1から始まる整数です。現在のバッファにおいてポイントがいくつかを調べるには関数pointを使います。
(point)
Emacs Lispでバッファ中のテキストを解析して特定の処理(インデントなど)を行いたい時、Emacs Lispではポイントを操作していくことで行います。つまり、バッファ中のテキストを変数にコピーしてその変数に処理をする、ということはしません。
処理後にポイントの位置などを復元を行うことが手間に思えるかもしれませんが、処理を行ったあとにバッファの状態を復元してくれるsave-recursionスペシャルフォームがあります。